大阪・関西万博に行ってみた感想

大阪・関西万博東ゲート

万博には「現場に足を運ぶ直接体験でしか得られない価値」がある。ギネス世界記録認定の最大の木造建築物「大屋根リング」は予約無しで楽しめる最高のパビリオンだ。

万博は何十回も通う人がいるくらいで、一日だけの滞在でその全てを楽しむのは不可能。「入れなかったパビリオンはYoutube動画などを見ればいい」と割り切るのが「万博を楽しむコツ」だと思った。

もともと僕は万博にはそれほど興味が無くて、2005年の愛知万博(愛・地球博)も未参加。博覧会への参加経験は、1989年に名古屋市で開催された「世界デザイン博覧会」に小学校の遠足で訪れたことのみだ。今回の大阪・関西万博も以前から興味があった大阪旅行のついでにと軽い気持ちであったが、期待を大いに上回る満足度だった。僕にとって「大阪・関西万博」は2025年最大のイベントであった。

大屋根リングは圧巻

大屋根リング

2025年9月のある金曜日、7時に起床。最寄駅から7時42分の電車で品川駅へ。「スマートEX」で予約済みの8時31分品川発のJR新幹線のぞみ号に乗車。10時54分新大阪駅着。JR京都線で大阪駅、JR大阪環状線で弁天町駅(べんてんちょうえき)を経由して、11時46分に「夢洲駅(ゆめしまえき)」に到着。1時間10分ほど並んだ後、手荷物検査を受けて、13時過ぎに東ゲートから会場に入場した。

数分ほど歩くと大屋根リングの壮大な姿が目の前に姿を表した。建築物とかデザインに疎い僕でも分かる凄さで、まさに「多様でありながら、ひとつ」を表すシンボル。

大屋根リング内観
 中から見た大屋根リング

パビリオンの事前抽選は未応募、当日予約は全滅

振り返ってみると、「9月になって猛暑が落ち着いてから行こう」と考えていたから、公式WEBサイトからデジタルチケットの予約したのは来場の2週間前だった。その時点で、土日の予約空き枠は無くて、平日12時入場になった。

パビリオンの予約とかもよく分かってなくて、2ヶ月前抽選どころか7日前抽選すらもスルーしてしまった。東京ディスニーランドみたいに当日行って並んで入ればいいだろうくらいの知識しかなく、「平日だし当日でもパビリオンの予約はできるだろう」と甘い考えでいた。

3日くらい前に、万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」をインストール。当日、弁天町駅で「ChargeSPOT」でモバイルバッテリーをレンタルし、「iPhone 13 Pro Max」のバッテリーが空になるほど、入場10分後からの当日予約を試みた。しかし当日予約は全滅。それでもいくつかのパビリオンに入れたのはラッキーだった。

国際機関館  並ばないで入れた国際機関館、万博の歴史などが展示。

コロンビア館 世界で最も美味しい料理「レチョナ」

コロンビア共和国のパビリオン

「美を生きる国」コロンビア共和国のパビリオン。ここには「レチョナ」というコロンビアの国民食が販売されていて、万博来場の目的の一つでもあった。子豚のお腹に米や豆などを詰めて焼き上げるコロンビアの伝統的なローストポーク。アメリカの料理サイトで「世界で最も美味しい料理」に選ばれたとか。「本当にそんな美味しいのか」体験したかったのだ。

コロンビア館を観覧した後に食した結果は、街中華のチャーハンのほうが美味しいような気がする。それに茶碗一杯より少ない量で1,512円(税込)と値段が高すぎる。万博で記念に味わうにはいいけど、街のコロンビア料理店で食べたいとは思えない。よく言われる「日本食は世界で一番美味しい」を実感。

レチョナ、チキンエンパナーダ、パンデボノ(チーズパン)、パネラレモネード
 レチョナ、チキンエンパナーダ、パンデボノ(チーズパン)、パネラレモネードとセットで注文して、3,380円。高級ランチである。

ロボット&モビリティステーション

ロボット&モビリティステーション

ロボット&モビリティステーションで目を惹かれたのがglafit(株)の四輪型特定小型原動機付自転車「WAKU MOBI(ワクモビ)」で近未来的なフォルムでカッコいい。

WAKU MOBI(ワクモビ)

glafit(株)を調べてみると、2017年設立のモビリティスタートアップのようで、公式サイトを見るとどの車種もデザイン性が高く乗ってみたいと思えるものが多い。この会社は電動サイクルなんかも開発していて、いずれもっと有名な企業になるのかもしれないと思った。

参考:2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「ロボットエクスペリエンス」にWAKU MOBI (四輪型特定小型原動機付自転車)が選ばれました

アスラテック(株)の「HL-ZERO」と「にゅーすけ」

アスラテック(株)の「HL-ZERO」と「にゅーすけ」。左が「HL-ZERO」で空気圧構造のニューマティックロボットというらしい。アニメの世界が現実になったような見た目である。右が猫の形をした「にゅーすけ」。ドラえもんの影響を受けているかのようなルックスで可愛らしい。

その他もAIスーツケースだったり、様々な乗り物やロボットが展示されていた。万博公式WEBサイト「ロボットエクスペリエンス」 で展示品の説明が掲載されていて読むと理解が深まる。

当日予約無しで入れたパビリオン

その他は、ペルー館、ベトナム館、カタール館を見て回った。どれも当日予約無しで30分前後くらい並んで入ることができた。

ペルー館
 ペルー館

ベトナム館
 ベトナム館

驚いたのは、ベトナムに54もの民族が存在するということ。日本人として日本で暮らしていると、多民族国家をイメージするのは難しい。

カタール館
 カタール館

「EXPO Thanks 花火大会」を鑑賞

ライトアップされた大屋根リング

19時過ぎあたりでパビリオンに並んで入るのはやめて、大屋根リングに登ってみることにした。ライトアップされて昼間とはまた違った趣がある。屋上に上がるためのエスカレーターはすごい行列で途中まで上がり、そこから「EXPO Thanks 花火大会」を鑑賞。

EXPO Thanks 花火大会

花火の下はフランス館。ひときわゴージャスですごい行列である。

お土産やで万博キャラクター「ミャクミャク」がデザインされたハンドタオルを記念に購入して、20時過ぎには会場を後にする。出る時は思ったより並ばないですんだ。

梅田を夜散歩、居酒屋ご飯「ホテルイルグランデ梅田」で宿泊」に続く。